「子どもたちにパソコンを教えよう」はもうWord・Excelの時代ではないよっていう話
みなさんこんにちは。熊本は随分と余震も落ち着いてきましたが、なにせ2回も来てるし、新しい断層がボコボコ見つかってて完全に地球不信。マリオネット村上です。
さて、弊社は子どもプログラミング&ロボット教室というのをやっておりましてですね
インスタグラムで日々の作品をご紹介しています。フォローよろしくお願いします( ˘ω˘)
LEGO社が出している教育版LEGO®マインドストーム®という教材を使って、ロボットの組み立てと、それを動かすプログラミングの基本を学習しています。
基本的にマリオネットはパソコンスクールなので、今まではほとんど子どもにパソコンを教えたい、じゃあWordとExcelから始めましょうか、せっかくですから検定試験も取っておきましょうか、だったのですが
この子どもプログラミング教室をスタートしてから「今から子どもたちにWordとExcel教えたって役に立つのはせいぜい2〜3年だな…意味ねえな…」と感じるようになりました。
高校でも習うしね。
大人でまだWordやExcelを使ったことがないというかたはたくさんいらっしゃいますので、そういう方はぜひExcelを使えるようになっていただきたい、とは思うのですが。
子どもはねー、なにせ覚えるのが爆速なので、6時間あればWordやExcelなんてすぐマスターできるんですよ。むしろ「え?もう終わり?なんかもっと難しいのないの?」ってなるんですよね。
これから人工知能やロボット化が進んできて、私たちの仕事は主に「考えること」などに特化する時代が来るわけです。そういう時にただ道具としてWordや、Excelを使っているというだけのスキルは徐々に淘汰されていきますよね。
HTML5コーディング中!将来の夢に向けて、中学2年生がHTMLのコーディングをがんばってます(・∀・)
最近、中学生〜高校生のお子さんを持つ親御さんから「将来のためにパソコンくらいは使えるようになってほしいからWordとExcelを学ばせたい。」というご相談が増えているのですが、これからパソコンを学ぶのなら、(お子さんの興味にあわせて)システムに関する事や、プログラミングに関することを学んでから、アプリとしてWord、Excelの学習に進んでいただきたいな。と思っています。
なので子ども教室を立ち上げたんですけどね。
最近では子どもたちのリクエストにより、マインクラフトのMOD入れたり、ラズベリーパイというワンボードマイコンの作成(電子工作)も取り入れたり、もうちょっと複雑なロボット作ったりしています。
好きな時に来て、好きな時に帰れる技術工作室みたいになっている気がするw
Raspberry Pi3 Model B ボード&ケースセット (Element14版, Clear)-Physical Computing Lab
- 出版社/メーカー: TechShare
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
これから増えてくるであろう子どもプログラミング(2020年から必修科目になりますからね) においては、ただコーディングが出来るという「作業要員」を育てるのが目的ではなくて、「考える事、考えたことを形にすること、考えを言葉として発せること。」ができるリーダーを育てることが目的なんだということを忘れずに、学んで欲しいなぁと思う今日このごろです。