まにまに

なんやかんや10年以上文字ばっかり書いているアラフォー目前の紀元前貴腐人が色々かくところ

最近見た映画「冷たい熱帯魚」R18+にんげんってこわい

みんなのトラウマっていう話から猟奇殺人系の話になり、来年2月にミッドサマーって明るい場所でモツが出るという映画の話になり(予告編も明るい、ちょっと血がでる)


『ミッドサマー』本国ティザー予告(日本語字幕付き)|2020年2月公開

 

最終的におすすめされたのが「冷たい熱帯魚

2010年の映画なのでそんなに古くもないし(とか書いてすでに10年が経とうとしていることに気が付いて呆然とする)予告編で気に入って早速Netflixで視聴開始

 

事務員はホラー見るけど怖がりなのと、前情報とか背景とか知っておきたいのでWikiとか原作とか見てから映画を見るのですが

 

結論から言うと、この元ネタになった事件のWikiのほうがずっと怖いです。

ja.wikipedia.org

本当にWikiの文章って読みやすくてすごい

 

ボディーが透明になる

この映画を紹介されたときに「ボディーが透明になるんだよ」と言われて、透明標本かな?人間が透明標本になるのかな?と思ってすこし期待していたのですが

 

[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~

[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~

 

 

現実はもっとリアルに透明だった…透明っていうかさぁ…しかもこれ、実際の犯行の時に言われた言葉じゃないですか…こわ

 

Wikiは実際の事件なので当然慎重に事件は進んでいくわけですが、そこは2時間半の映画「えっもう!?もう死んじゃうの!?もう殺しちゃうの!?」という流れでバタバタと人が死んでいく、そしてボディーが透明になっていく

実際の事件では4名(本当はもっといるらしいけど)、映画の中では3名がボディーが透明になり、1名が半透明になりますね…

 

こういうときに原作(またはWiki)読んでてよかった~と思うんですよね、映像と倫理がどんどん離れていくので、脳みそが処理できなくなる

 

でんでんさんの演技がすごい

すごいです、だって、こんなおじさんいるもの。たくさんいるもの…こわぁ!!Wikiでも犯人の男性は人心掌握に長けていた的なこと書かれていましたが、大きな声での恐喝、脅迫、それでいて「自分が幸せになるんだろ?」と最終決定権を相手にゆだねるような話のしかた。そりゃ加担するわ~~~~~~こわいよ~~~人間こわい~~

 

ただね、全体的にうるさい。男も女もわめきながら話が進んでいくので途中ミュートにして字幕で見てたりしてました。心のバランスとらないとしんどい。

 

濡れ場については完全に脳内おいてけぼり。え、なんで?なんでいきなり殴るの?そしてなんでそこから「ありがとうございます」ってなるの??んでそこからきゃっきゃうふふって展開になるの???わかんない僕全然わかんない。

 

お店で働いていた女の子たちが無事でよかった

絶対この子たちも裏でひどい目にあわされてたり、娘さんもいじめられたりするんだろうとストレスを予測してみていたのですが、ただのアイドル的な扱いで心底ほっとしました。でもラストの娘さんの言葉は悲しかった…まぁ、くそおやじだもんな…

 

人間のよくない部分をごった煮にしてはいどーぞ!ってされた映画でしたが、これ実際の事件なんだもんなぁ…

 

グロ度★★★(血はすごいけどあんまりモツモツしてないので割と平気でした途中渡辺哲さんの生首あります)

胸糞度★★★(よくわかんなくなってきた(@@))

見終わった後の虚無感けっこうあり