まにまに

なんやかんや10年以上文字ばっかり書いているアラフォー目前の紀元前貴腐人が色々かくところ

山姥とか夜中に仕込みをする姿から生まれたに違いない

渋皮煮
くーりっ♪くりごはん♪甘栗モンブラン
くーりをっ♪はーやくっ♪食べたくなりますね〜♪


ウゴウゴルーガ世代!事務員です。


というわけで栗をお知り合いの方に大量にいただきまして
これは…これは「渋皮煮を作るのデス」という天の啓示に違いない!と判断し
旦那も子どもたちも平戸に帰った秋の夜長を利用して
早速作ってみました。
渋皮煮
まずお湯に一晩つけておきます(お湯は冷めてもいい)
水を含ませることで鬼皮を剥きやすくる魂胆です。


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そして鬼皮(外側の硬い皮)をとにかく向きます。
一心不乱に丁寧に向きます。1時間ちょっとくらいかかります。
人生の色々な事を考える秋の夜長、ちょっと過去の恥ずかしいことを思い出して一人でばったんばったん身悶えたりしましたが無事に全部むけました。


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ひたひたに水を入れて、重曹大さじ1と一緒に10分程煮ます
よく見たら台所の壁が油でギットギトや…帰ったら掃除しよう…
煮たら渋川のスジを使ってない歯ブラシで丁寧に落としていきます
竹串を使うと実が傷ついてあとで割れちゃうので我が家はもっぱら歯ブラシ


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んで、これを3回くらい繰り返す。
夜中にお湯と重曹をグラグラと煮ては歯ブラシをかけてまた煮てを繰り返す姿を次男坊が2歳くらいになって見たらきっと「ママは山姥だったんだ…逃げないと食われる…!!」と思うこと請け合い。
ちなみ長男は三枚のお札が大好きで、暗記までしてるもんで幼稚園のお泊り会で寝るときにそれを披露して大顰蹙をかいました。


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静かに地味な作業するの楽しいー!!(根暗)
ちなみに最後の方は実もスジも柔らかくなるのでほとんど手で取れます。大きくて硬いスジだけ取ってしまえばあとは食えます。


で、栗の重さと同じくらいの砂糖の半分を投入して
30分くらい弱火で煮ます。


夜中の2時くらいになったので寝ます。




♪テーレーレーレーテッテッテー♪(ドラクエの翌朝の音楽)


いや、本当に一晩置くんですよ。
最後に残りの砂糖を加えてまた20分くらい弱火で煮れば完成!
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煮沸消毒した瓶に詰めるだけ詰めて、冷蔵庫で1月くらいまで持ちます
ちなみにできてすぐはテンションが高いから食べたくなりがちですがまだスジが若干硬いので3日ほど我慢するといい具合です。
我が家はちびっ子がいるのでブランデーとか入れませんが、入れると大人の味になる。らしい。


顔は酒飲みですが下戸なもんで酒のあじはさっぱり
最近のお気に入りはノンアルコール梅酒です。
それって炭酸ジュースでよくねえ?と旦那ちゃんに言われましたが
炭酸は甘すぎるんだ!


要はあれだ、味覚がオッサンってことだ!